野球が苦手な私が惹かれた野球漫画『群青にサイレン』『忘却バッテリー』『MIX』の共通点?
こんにちは、結賀です!
今回は野球が苦手な私でも衝動的に惹かれて買ってしまった野球漫画をご紹介します!
そして、その漫画たちの共通点は何か?
今回紹介する漫画は三冊!
・群青にサイレン
・忘却バッテリー
・MIX(ミックス)
私が好きなこの三冊には読んでみるときちんと共通点があったんです。
やっぱり好きなものはしだいに寄ってくるものなのか笑
野球が苦手になってしまった理由
なぜ野球が苦手になってしまったのか…
私はもともと運動音痴で、学校の体育の授業が嫌い。
そして両親はガチの野球ファンであり、家に帰ると常に野球実況のラジオがかかり、テレビでは親が独占して野球観戦。
どんどん苦手になってしまいました笑
それでも、野球が苦手だった私は本屋へいくといつの間にか野球漫画を手に取っていました。
不思議ですね…
おすすめの野球漫画三作品
1.『群青にサイレン』
作者は桃栗みかんさん。
この方は、ジャンプで『いちご100%』を連載していた河下水希さんの別のPNです!
この作品は、繊細な人間関係を描くこの作者さんだからこそ、主人公たちの心理描写が緻密に描かれています。
シリアスな展開にたまに目を背けたくなる場面がありますが、「この気持ちわかるなー」と思いながら楽しく読めてしまいます。
そして、作画のタッチがとても綺麗です。
あらすじ
主人公・修二は幼い頃、リトルリーグでエースとして活躍していた。いとこの空に出会い野球に誘うが、のちにエースの座を奪われてしまう。その怒りを不安で、試合の当日空に嘘をつきピッチャーとして出るが、嘘がばれてしまい仲間に「卑怯者!」といわれ野球をやめてしまう。
修二は高校生になり、野球が自分の中で「悪夢」となっていた。そんな中、空が同じ高校に入学してくる。再会したとき、修二はあることに気付く。178センチの自分に対して、空は157センチ。幼いころに同じくらいの身長だったが、今では自分が見下ろしている立場にいることがわかり、「今ならこいつに勝ち、奪われたものを取り戻せる」と考える。
そうして、修二は不純な考えで野球を再開するのだった。
登場人物
吉沢修二
玄石高校1年。178センチ。小学生の頃、野球クラブに入りエースとして活躍していたが、空が原因で野球を辞める。運動神経がよく長身と恵まれた体格や、早い直球が投げられる。しかし、幼いころのトラウマが影響して試合中でのみ発症するイップスを抱えている。
吉沢空
玄石高校1年。157センチ。修二、亜子のイトコ。幼い頃、修二に誘われ同じ野球クラブに入る。徐々練習していくうちに選手として成長が見られたのを監督に認められ、ライバルであった修二を抜きエースに抜擢される。高校生になり、祖母の家で暮らしている。
角ヶ谷 尚志
玄石高校1年。過去にリトルリーグに入っていたが、ある理由で辞めた。修二の中学時代からの同級生。人見知りな性格で眼鏡をかけている、クラスでも修二と同じ1年5組。修二が野球を再開することをきっかけに一緒に野球部に入る。
2.忘却バッテリー
この作品は、野球×記憶喪失と変わった組み合わせです。
作者さんのギャグセンスがどストライクすぎて好きなんです。
主な語り手は、山田太郎くんというごく普通の高校生。
この子のツッコミがあまりにも的確かつシュールすぎて、毎回声を出すほど笑ってしまいます。
そして、主人公のひとりである要圭。
記憶喪失の影響で完全にアホになったので、下ネタが大好きで自分の顔がイケメンだと思っているちょっと痛い子になりました。
自分の考えた一発ギャグが、またクスッと笑ってしまいます。
あらすじ
清峰葉流火と要圭は、中学野球界で怪物と呼ばれた天才バッテリーだった。多くの高校からスカウトが来ていたが、2人は野球部のない都立高校に進学していた。理由は、要が記憶喪失になって野球に関する記憶を失ったため、以前のようなバッテリーが組めなくなってしまったからだった。
葉流火はまだバッテリーをあきらめていなかった。嫌がる圭をよそに、無理やり野球部はつくる。そして、いつの間にか彼らに心を折られて野球を辞めた天才たちも偶然集っていた。めぐりあった彼らは、発足したばかりの野球部に入り、再び野球を始める。そして、甲子園を目指す。
登場人物
清峰葉流火
都立小手指高校1年投手。右投右打。身長185センチ。血液型B型。12月10日生まれ。「完全無欠」と評される野球の天才。140㎞/hを投げる剛腕投手で、バッティングセンスも高い。
要圭
都立小手指高校1年。清峰葉流火のどんな球も捕球し、キレたリードでどんな勝利をももぎ取る智将捕手。葉流火と組んだバッテリーは多くの人から「天才バッテリー」と言われている。現在は、記憶喪失であり野球の知識は素人同然。
藤堂葵
都立小手指高校1年。フルスイングでどんな球も柵越えさせる強肩の遊撃手。中学時代のある出来事から、イップスになってしまっている。高校で野球を再開。
千早瞬平
都立小手指高校1年。バットコントロールと機動力で塁をかき乱す俊足の二塁手。中学のころ野球をやめてしまうが、高校で「天才バッテリー」と言われた二人に出会い野球を再開する。
(C)みかわ絵子/集英社
3.MIX(ミックス)
2019年4月からアニメが始まりましたね。
この作者さんは、『タッチ』『クロスゲーム』など有名な野球漫画を生み出したあだち充さん。
舞台は『タッチ』から約30年後の明星学園の話。
前作の内容をあまり知らなくても、全然ついていけますよ!
主人公たちが野球をする姿以外に、すこし変わった人間関係や恋愛の様子も見られます。
簡単に言うと、四角関係。
複雑な話に思いますが、作品の心理描写がうまく描かれていてクスッと笑ってしまう場面も多いです。
そして、『タッチ』の時に出ていたパンチも登場するのでファンからとっても嬉しいですね。
あらすじ
明青学園中等部2年生の立花投馬・走一郎は同年同月同日に生まれた血の繋がらない兄弟である。母を亡くした投馬と父を亡くした走一郎・妹で1年生の音美の3人は、7年前に両親の再婚によって義兄弟となった。監督の意向で、二人は本来の力を発揮できず不満を抱えていた。
のちに、明青学園高等部に進学した投馬・走一郎。やっとバッテリーを組んで試合にでることになり、あまりの才能に新監督も腰を抜かすことになる。
現在はまだ弱小野球部だが、「たかが…」と高をくくっていた相手の高校もバッテリーの二人に冷や汗をかく。
30年前の甲子園出場をまた叶えるために二人は奮闘する。
登場人物
立花投馬
高校一年生。野球部のエース。立花兄弟の弟。
幼くして母を亡くし、父親が走一郎の母親と再婚したため、走一郎、音美と義理の兄弟となる。誕生日は走一郎と同じ。右投げ右打ち投手。
立花走一郎
高校一年生。捕手、打者として活躍。実は投手としても…。幼くして父を亡くし、母親が投馬の父親と再婚したため、投馬と義兄弟になる。誕生日は投馬と同じだが、10分早く生まれたので兄となる。右投げ左打ち捕手。
立花音美
中学3年生。吹奏楽部でフルート担当の人気者。ミス明星で人気者。走一郎の実妹で、投馬とは血が繋がらない義理の妹。
大山春夏
高校一年生。新体操の選手。九州から引っ越してきた。幼い頃に投馬に会っていたらしい。父親は明星高校野球部OBで、立花兄弟の父、英介と同級生だが…。
おすすめした野球漫画3作品の共通点
紹介した三つの野球漫画には野球が苦手な私でも好きになった共通点はなんでしょうか?
気づいたことは…
1.読んでいて感じるさわやかさ
2.「バッテリー」でいつもと違った少年たちの友情がみれる
3.野球以外にもみられる日常の様子が多め、癒される
4.登場人物たちの心情がリアルで共感できる
まとめ
今回紹介した野球漫画のおかげで、前から野球に対して思っていた「暑苦しいなー」という考えが変わったのでよかったですね!
これから、たくさんの野球漫画を読んでいきたいです!
興味を持ってくれた人は読んでくれるとうれしいです!